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クラシック専門 音楽マネジメント
2014.12.12 Friday
欧州クラシック通信(2014.12.12.)
ルジツカがザルツブルク・イ−スタ−音楽祭の芸術監督に
文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.12.03 Wednesday
欧州クラシック通信(2014.12.03.)
元ウィーン・フィル首席クラリネット奏者のアルフレート・プリンツが死去
クラリネット奏者で、かつてウィーン・フィル首席奏者としても活躍していたアルフレート・プリンツが、9月20日に亡くなっていたことが分かった。84歳だった。
アルフレート・プリンツは1930年6月4日にウィーンに誕生。9歳からクラリネットを学び始め、のちにウィーン国立音楽アカデミーで、クラリネットをレオポルト・ウラッハに、指揮と作曲をハンス・スワロフスキーに、ピアノをブルーノ・ザイドルホーファーに師事します。卒業時には、クラリネット科・作曲科・ピアノ科でそれぞれ首席で卒業。1945年、15歳の若さでウィーン国立歌劇場管弦楽団にクラリネット奏者として入団、翌年には同じ組織に所属するフォルクスオーパー管弦楽団の首席奏者となり、1955年、師ウラッハの後任として、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者に就任。以後、ウィーン・フィルの団員として1995年に定年退団するまでの40年間に渡って活躍し、同時にクラリネット独奏奏者としても積極的な活動を展開、教育者としても、ウィーン国立音楽大学やインディアナ大学ジェイコブズ音楽スクールの教授のほか、世界各国でマスタークラスを開催した。
プリンツはまた、作曲家としての顔も持っており、1947年、17歳の時にジュネーヴ国際コンクールで受賞したほか、1971年にはウィーン市からも作曲賞を授与。2曲のクラリネット協奏曲、7曲の交響曲のほか、クラリネット作品、管楽アンサンブル作品などを書いており、ウィーン・フィルで初演された曲も多い。
文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト)
2014.12.02 Tuesday
欧州クラシック通信(2014.12.02.)
ソコロフが、ドイツ・グラモフォンと契約
スタジオ録音を好まないため、最初のリリースは、2008年ザルツブルク音楽祭でのライブ録音になるという。プログラムは、ショパンとモーツァルト。これは、1996年のシューベルト作品集以来のリリースととなる。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.11.24 Monday
欧州クラシック通信(2014.11.24.)
ソキエフが、ベルリン・ドイツ響との契約を延長せず
ベルリンでのソキエフの演奏会は、常に好意的に評価されており、オケ側とも軋轢はないという。ベルリン・ドイツ響は、彼の決定を「きわめて残念」とコメントしている。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.11.19 Wednesday
欧州クラシック通信(2014.11.19.)
コスキーがコーミッシェ・オーパーのインテンダントを2022年まで延長
コーミッシェ・オーパーは、昨年『オーパングラス』誌の「今年のオペラハウス」賞に輝き、コスキー自身もインターナショナル・オペラ・アワーズの「最優秀演出家」賞に選ばれている。昨シーズンは、観客動員数(客席占有率)も70パーセントから78パーセントに上がり、コスキーはバイロイト音楽祭で《ニュルンベルクのマイスタージンガー》を演出することも決まった。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.11.13 Thursday
欧州クラシック通信(2014.11.13.)
デンマ−ク国会が国立室内管の存続動議を可決
この動議は、文化大臣に対してデンマーク国立室内管の存続を働きかけるように要請するものだけれど、文化大臣に義務を課したわけではない。でも国会の大多数が決定したことを大臣が無視すれば、政治的にも厳しい状況に陥るだろう、と言うのが地元メディアの見解だ。国会の議論では、多くの政治家が国立室内管の事を「メト・オーケストラ、ベルリンフィル、ウイーンフィルも実力を認め、解散に反対している」と存続の必要性を述べている。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.11.11 Tuesday
欧州クラシック通信(2014.11.11.)
イタリアの歌劇場で指揮者のキャンセル
ムーティのキャンセルが雪崩を引き起こしたという印象があるが、実際には彼は、ローマ歌劇場を離れるとは宣言しておらず、《アイーダ》と《フィガロの結婚》の指揮を止める、というのが発表内容である。ローマ歌劇場では、記者会見を開いて「ムーティは終身名誉指揮者のままである」と離任説を否定している。ルイゾッティの背景は不明。一方、ルスティオーニについては、劇場の経営状況が不安定で公演中止が続いているため、安定した仕事ができないことが理由だという。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.11.08 Saturday
欧州クラシック通信(2014.11.08.)
ベルリン・フィルが壁開放25周年演奏会をラトル指揮による「第九」で開催!
ベルリンの壁開放は、現在では誤解がもとで実現したと言われていて、東ドイツ政府のスポークスマンが、市民の出国許可緩和を予定よりも早く発表してしまい、それがもとで市民が国境に押し寄せ、群衆で溢れかえった検問所が立ち往生、仕方なく国境が開放したという次第。
ベルリン・フィルハーモニーは、壁から数十メートルの場所に建てられていたため、ベルリン・フィルにとっては、極めて身近なものであった。それだから「壁開放」の3日後の11月12日に、バレンボイムの指揮で東ドイツ市民のための演奏会を実施、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第1番(バレンボイムがソロも担当)」と「交響曲第7番」が演奏された
今でこそ「ベルリンの中心地」なのだが、東西冷戦期には、どうしてこんな「辺鄙なところ」に建てられたのかというと、カラヤンのアイディアだったという。「将来(我々が生きていないかもしれないけれど)、ドイツはきっと統一される。そうすればベルリンは統一ドイツの首都となり、この地はベルリンの中心地となる。ベルリン・フィルの本拠地はベルリンの中心にあるべきだ!」という逸話がある。
今週末はいよいよベルリンの壁崩壊25周年の大イベントが予定されているが、ベルリン・フィルでも、この日に「壁開放記念演奏会」を開催する。ラトルの指揮でベートーヴェン「交響曲第9番《合唱付き》」を演奏するという。また、バレンボイム指揮のシュターツカペレも演奏会を予定している。
文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト)
2014.11.06 Thursday
欧州クラシック通信(2014.11.06.)
エラス=カサドがマドリッド王立歌劇場の首席客演指揮者に
文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.11.04 Tuesday
欧州クラシック通信(2014.11.04.)
ウェルザー=メストがクリ−ブランドとの契約延長を発表
文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト)
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