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欧州クラシック通信(2012.12.16.)

ウェルザ−=メスト、ペレイラと決別

 




ウィ−ン国立歌劇場の音楽総監督でもあるフランツ・ウェルザ−=メストは声明を発表し、来年度から
ザルツブルク音楽祭で演出家スヴェン・エリック・ベヒトルフを起用してスタ−トする『ダ・ポンテ3部作』を指揮しないと表明した。

 

ウェルザ−=メストはウィーン国立歌劇場の前はチューリッヒ歌劇場の音楽監督であり、当時同歌劇場の総支配人として辣腕をふるっていたのが現ザルツブルク音楽祭の総監督のアレキサンダー・ペレイラであった。そこで憶測するのが、今秋のウィーン国立歌劇場の来日公演をキャンセルした方の病気が思わしくないのかとの見方であるが、どうやらそうではないらしい。

 




ザルツブルク音楽祭の総監督に就任したペレイラは、『旧知の仲』である
ウェルザ−=メストとの新たな『ダ・ポンテ3部作』プロジェクトを企画、来夏のザルツブルクでは『コシ・ファン・トゥッテ』を上演予定だが、その初年度でつまずいた格好だ。ウェルザ−=メスト側はその芸術的な理由というのが表立ったもので、さすがに演出家はウェルザ−=メストたっての希望でスヴェン・エリック・ベヒトルフを起用したので、これが原因ではなく、日程が原因。『コシ・ファン・トゥッテ』は8月21日、23日、25日、28日、31日の5公演が予定されているが、ウェルザーメストは公演の間隔が短すぎることと、31日の公演が午前11時と歌手にとっては早すぎてコンディションが良くないことを挙げている。これに対してペレイラ側は、午前11時の日程はウェルザーメストの許可を得ていなかったことを認めた上で、問題を放置するわけには行かないから14時からに変更し、ウェルザーメストが辞退する前に連絡したとの事。また最短中1日で5公演連続する事に関しては、ウェルザーメスト自身がクリーブランドで『コシ』を指揮したときにも中1日で4公演行っており、決してハードなスケジュールではないと主張している。

 

結局のところ真の理由はウェルザ−=メストとペレイラが袂を別ったということで、かつてチュ−リヒで蜜月関係を築き、ウィ−ンの監督人事でもコンビで名乗りを挙げ(結局、ペレイラは落選し、ウェルザ−=メストは見事にポストを掴んだ)たこのふたりは、ここで別々の道を歩むことになったわけだ。なお、ウェルザ−=メストの代わりにクリストフ・エッシェンバッハが『ダ・ポンテ3部作』を指揮することになる。

 

文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト)

 

 

 
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