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R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』

R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』

 

R.シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』全曲

ルネ・フレミング(ソプラノ:アリアドネ、プリマドンナ)

ソフィ−・コッシュ(メゾ・ソプラノ:作曲家)

アイケ・ヴィルム・シュルテ(バリトン:音楽教師)

ロバ−ト・ディ−ン・スミス(テノール:バッカス、テノール歌手)

ジェ−ン・ア−チボルト(ソプラノ:ツェルビネッタ)

ルネ・コロ(テノール:執事長)

クリスティアン・バウムゲルテル(テノール:舞踏教師)

ニコライ・ボルチェフ(バリトン:道化)

ケネス・ロバートソン(テノール:スカラムッチョ)

スティーヴン・ヒュームズ(バス:トルファルディン)

ケヴィン・コナーズ(テノール:ブリゲッラ)

ミヒャエル・ヴェントウ(テノール:士官)

ダヴィド・イェルサレム(バス:かつら師)

ローマン・グリュブナー(バリトン:召使)

クリスティーナ・ランドシャーマー(ソプラノ:ナイヤード)

レイチェル・フレンケル(メゾ・ソプラノ:ドリヤード)

レネケ・ルイテン(ソプラノ:エコー)

 

シュターツカペレ・ドレスデン

クリスティアン・ティ−レマン(指揮)

 

演出・装置・照明:フィリップ・アルロー

衣裳:アンドレア・ウーマン

振付:アン=マリー・グロス

映像演出:ブライアン・ラージ

 

収録時期:2012

収録場所:バーデン・バーデン祝祭劇場(ライヴ)

 

画面:カラー、16:9HD

音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1

 



【ブル−レイ】

デッカ 0743810(輸入盤) オ−プンプライス

 



【DVD】

デッカ 0743809(輸入盤) オ−プンプライス

 

 

R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』全曲

ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン

 

『ナクソス島のアリアドネ』は、オペラ制作のドタバタと、出来上がったオペラの劇中劇という二重構造を持つユニークな作品。2012年のバーデン・バーデン祝祭劇場で上演されたこの舞台では、コロラトゥーラ・ソプラノの難所で知られるツェルビネッタ役に話題のジェーン・アーチボルド、作曲家役にソフィー・コッシュ、アリアドネとプリマドンナ役にルネ・フレミング、バッカスとテノール歌手役にロバート・ディーン・スミスという国際的なキャスティングがおこなわれ、執事役には大ベテランのルネ・コロが起用されている。

 

オーケストラがシュターツカペレ・ドレスデンというのも大きな魅力で、ティーレマンの入念な指揮のもと、よく弾むノリの良さから抒情的・感傷的な表情の美しさまで独自の芳醇なサウンドで舞台を彩っている。ティーレマンの指揮に関しては、文句なしの素晴らしさ。彼にはやや不向きな曲かと思ったが、喜劇的な場面もそつなくこなしているし、最後の盛り上げは見事の一語に尽きる。

 

しかし、全体としてはどうも気勢の上がらない上演なのだ。第一の「戦犯」は面白く見せようと工夫を凝らしてはいるものの、根本的には救いがたく凡庸な演出。演出・装置・照明は、フランス生まれでバイロイトやパリ・オペラ座などで活躍中のフィリップ・アルローが担当しているのだが、オペラの本筋をどうしてちゃんと表現しないのか、疑問ばかりが残る演出。

 

歌手陣も主役級で水準以上なのは、コッシュの作曲家だけ。フレミングはもはや衰えが痛々しい。崩れかかった歌のフォルムを維持するために歌詞が犠牲になっていて、何を歌っているのか判然としない。アーチボルトは技術的な切れ味に不足はないが、さして魅力なく、可もなし不可もなしのツェルビネッタ。最近の同役を歌う歌手はダニエラ・ファリーにしても何かを感じさせる(プロロ−グで作曲家に「そう」感じさせたから、彼は『アリアドネ』という作品を創造したのに)ものがない。ディーン・スミスは歌はともかくどう見てもただの中年オジサン。(演出の責任でもあるが)「若い神」としてのオ−ラを感じさせない。あまりに指揮とオケの演奏が良いだけに後味の悪い上演になったことが残念だ。

 

 

 

 
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