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短期集中連載:皇紀2600年とクラシック音楽の知られざる関係(第6回)

短期集中連載:皇紀2600年とクラシック音楽の知られざる関係(第6回)

 

 

第2章 祝典行事(その3)

 

その2 奉祝音楽会(続き)

 

そして1940年12月7日と、8日の両日にわたり、東京・銀座の歌舞伎座において皇室や華族、松岡洋右ら来賓向けの招待演奏会が行われ、次の指揮者により演奏された。まずイベールを山田耕筰が指揮、続いてヴェレッシュを橋本國彦が、さらにピツェッティをガエタ−ノ・コメリ、そして最後にリヒャルト・シュトラウスをヘルム−ト・フェルマ−が指揮した。演奏会は続いて12月14日と15日に一般向けの演奏会が東京・歌舞伎座において、さらに12月26日と27日には大阪歌舞伎座で一般向け演奏会が開かれた。その合間を縫って12月18日と19日には放送会館第一スタジオから全国に向けてラジオ放送が実施された(18日にはイベールとヴェレッシュが、19日にはピツェッティとシュトラウスの曲が演奏され、放送された)。このスタジオでの放送と共にレコ−ディングも行われ、翌1941年に日本コロムビアから13枚組のSP盤として発売された。このSP盤と印刷された楽譜とともに作曲者に送られたと記録が残っている。

 

 

その3 その後の奉祝曲

 

奉祝曲の演奏史をたどるのはあまり容易ではない。シュトラウスの曲のヨーロッパ初演は1941年10月27日にシュトゥットガルトにて、ヘルマン・アルベルトの指揮によって行われた。1942年1月にはシュトラウスの遠戚であるルドルフ・モラルト指揮/ウィ−ン交響楽団によりウィ−ン初演されている。また、イベールの曲は、初演前後に一旦紛失したもののメモを参考に書き直し、1942年1月24日にシャルル・ミュンシュ指揮/パリ音楽院管弦楽団によってヨーロッパ初演が行われている。演奏をしなかったブリテンの曲は、1941年3月にニュ−ヨ−ク・フィルの演奏会で世界初演された。

 

1945年、日本の敗戦とその後の情勢の変化により奉祝曲(ブリテン作品も含む)の運命も変化することになった。奉祝曲そのものは奉祝会の後身団体である「光華会」から東京芸術大学図書館(総譜)とNHK(パート譜)に寄贈された。また、シュトラウスの曲は判明しているだけで少なくとも日本ではNHK交響楽団、読売日本交響楽団、仙台フィル、東京フィルなどで演奏されている。ブリテンの曲は1956年2月18日にブリテン自身の指揮でNHK交響楽団によって日本初演された。

 

 

 

 
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