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ピアノ協奏曲全集 グルダ、シュタイン&ウィーン・フィル(3CD)

ピアノ協奏曲全集 グルダ、シュタイン&ウィーン・フィル(3CD)

 




CD1

ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15

1970年ステレオ録音

ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57『熱情』

1958年ステレオ録音

ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調op.78『テレーゼ』

1958年ステレオ録音

 

CD2

ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品19

1971年ステレオ録音

ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37

1970年ステレオ録音

 

CD3

ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58

1971年ステレオ録音

ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73『皇帝』

1970年ステレオ録音

 

フリ−ドリヒ・グルダ(ピアノ)

ウィ−ン・フィルハ−モニ−管弦楽団

ホルスト・シュタイン(指揮)

 

録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール

録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

 

デッカ CD 4801191(3枚組 輸入盤) オ−プンプライス

 

 




グルダ&シュタイン/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(3CD)

 

1970&71年のステレオ録音。ちょうどベ−ト−ヴェンの生誕200年の前後であり、ウィ−ン・フィルは、ベ−ムとの交響曲全集(ドイツグラモフォン)に乗り出した頃であった。一方デッカではシュミット=イッセルシュテットとの同曲全集を完成させた直後ということもあり、このピアノ協奏曲全集はちょうどそんな時に企画されたものであった。

 

グルダのピアノ、シュタイン指揮/ウィ−ン・フィルの魅力もさることながら、このセットの聴きどころはなんと言ってもベーゼンドルファーの音色にある。グルダの生き生きと弾むような鮮やかなタッチのグルダのベーゼンドルファーが見事な味わいを醸し出しており、不思議な推進力に溢れた演奏である。もちろん、グルダの演奏も秀逸で、まるで珠をころがすような美しさ、まろやかでやさしくて、時に毅然としている。ただただこの音たちと圧倒的な演奏に身をゆだねていたい、そう願わずにいられない。ある意味このピアノは天国的である。

 

ウィーンに生まれ同地で音楽を学んだグルダは、若い頃からクラシックとジャズを混合したプログラムでリサイタルを行うなど個性的な活動を繰り広げ、鬼才の名を欲しいままにした名ピアニスト。多彩な演奏スタイルを身につけたアーティストであったが、明快なタッチによる求心性と精神的なゆとりが同居しているここでのベートーヴェンの演奏は、最高級の評価をしていい。

 

シュタインのタクトによるウィーン・フィルの豊潤な伴奏もまた素晴らしい。古き良き、昔のウィーン・フィルならではの、重厚で、スケールも大きく豪快ながらも美しい響きによって独特の雰囲気を醸し出す名盤中の名盤。若き日のベートーヴェンの意気込みが伝わってくるというもの。デッカによる録音も40年以上も前のものとは思えない程クリアで、音が生々しく迫ってくるもので、ぜひとも多くの方に聴いて頂きたい演奏だ。おまけに『熱情』と『テレーゼ』が収録されているのも嬉しいところ。

 

 

 

 

 
| CD・DVDレビュ− | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | 昨年の記事
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