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ティーレマンの最新盤 プフィッツナー:ピアノ協奏曲ほか

ティーレマンの最新盤 
プフィッツナー:ピアノ協奏曲ほか

 
1.
 ブゾーニ:交響的夜曲 Op.43

2. プフィッツナー:ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.31

3. レーガー:ロマンティック組曲 Op.125

 

ツィモン・バルト(ピアノ:2

シュタ−ツカペレ・ドレスデン

クリスティアン・ティ−レマン(指揮)

 

録音時期:20116月、9

録音場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー

録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 

プロフィ−ル CD PH12016(輸入盤 2枚組) オ−プンプライス

 

 

ドイツ的な重厚さ満点。

20世紀初頭の大物3者の秘曲にティーレマンが挑戦!

 

20世紀初頭のドイツ音楽界に君臨した大物3名の作品を、ティーレマンとシュタ−ツカペレ・ドレスデンの演奏で聴くことのできる豪華ライヴ。いずれも当時大きな影響力を持ちながら、作風は全く異なるうえ、イタリア系のブゾーニと、モスクワ生まれのプフィッツナーは別の国の作曲家と言ってもよいほどで、仲も良くなかったと伝えられている。

 

この3作曲家は晦渋な音楽のイメージがあるが、ここに採りあげられた作品は例外的に親しみやすいものばかり。プフィッツナー唯一のピアノ協奏曲は1923年の作で、ギーゼキングに捧げられた作品。同じ年のヴァイオリン協奏曲の厭世性とは反対に、明るく英雄的な大曲である。ピアノ・パートは両手のオクターヴの連続や分厚い和音奏法が多用される難物で、被献呈者ギーゼキングの古い録音が決定盤とされているが、待望の新録音登場となる。深い森の中を彷徨うような緩徐楽章が魅力的。エッシェンバッハのお気に入りピアニストでもあるツィモン・バルトは、ティーレマンと同世代(4歳年下)で、ティーレマンからも可愛がられ本盤でも絶妙なアンサンブルを繰り広げている。

 

ブゾーニの『交響的夜曲』は1912年の充実期の作。濃密な情感にあふれたお化けが出てきそうな音楽。レーガーの『ロマンティック組曲』も1912年の作ですが、重厚長大なレーガーのイメージからほど遠い、ハープを多用したドビュッシーを思わせるフランス印象派的な雰囲気に驚かされる。「夜曲」「スケルツォ」「フィナーレ」の3曲から成り、レーガーならではの錯綜した対位法を駆使しながらも、疑バロック的な所は全くなく、カッコいいの一言に尽きる。

 

 

 

 
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