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ティーレマンとウィーン・フィル
28日、19時半よりウィーン楽友協会大ホールにて、クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーン・フィルのコンサートを聴く。曲目はオール・ベートーヴェン・プログラムで、交響曲第1番と第2番。

今回のこのコンサートは、この後来月行われる日本公演での「ベートーヴェン・ツィクルス」の準備としても行われたもので、いわゆる「前哨戦」に注目が集まった。

筆者は、ティーレマンとウィーン・フィルの「ベートーヴェン・ツィクルス」(この公演の模様は、CDおよび映像収録された)のなかで、2009年11月の第7番と第8番、2010年4月の第5番と第6番、そして第9番をここ楽友協会大ホールで聴いている。今回、26日の前回のコンサートと今日のコンサートで、筆者のウィーン楽友協会における、ティーレマンとウィーン・フィルによるベートーヴェン・ツィクルスがいよいよ「完結」するのだ。

ただし、この公演のチケット争奪戦は凄まじく、ゲットするまで大変な苦労だったのだが、それもそのはず、この公演はウィーン・フィルのソワレ(夜)定期のコンサートで、一般売りが極めて限られているために、会員以外では滅多に聴かれないコンサートなのだから。関係各位のご努力でなんとか入手したチケット、ご努力いただいた方々に謝意を感じながら席へと向かう。

今日の私の席は、なんと舞台上の席で、ティーレマンの指揮姿がバッチリ拝める絶好のポジションだ!オーケストラの編成も、前回の第3番&第4番の時よりも絞っていて、コンパクトだから、舞台上の席でもバランスが極端に崩れないところがここのホールの特徴(というか不思議なところ)なのだ。

第1番は、2008年の収録の際にはもっと古楽的アプローチの強い演奏だったのだが、今回はベートーヴェンの前衛性を重視した感じのアプローチをしていたように思える。すなわち第1番と第2番は、師ともいうべきハイドンの影響下にあり、「英雄」でその独自性を開花させたという考えが前回の演奏解釈の柱とすれば、今回は第1番から既にベートーヴェン自身の音楽は確立されていたのだという解釈が今回の柱にあるのではなかろうか。それは後半の第2番の演奏でより顕著になった感があり、私は第2交響曲があれほど大シンフォニーに聞こえたことはなかった。

総じて大満足な公演ではあるものの、2曲が終わった時にはまだ9時前、すわ、アンコールかと思った瞬間、楽員たちの譜面は閉じられてしまい、早々に引き揚げるという時間的には「超軽量級」なプログラムとなった。しかしながら、コーフンしたお客たちは収まりがつかず、単独でティーレマンを3度も呼び出すというウィーン・フィル定期では滅多にお目にかかれない「珍事」が見られた。日本との温度差を痛烈に感じた瞬間でもあった。
| コンサートレビュー | 06:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | 昨年の記事
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