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欧州クラシック通信(2013.12.02.)

指揮者、山田和樹 ウィ−ン・デビュ−

 




今、日本人指揮者で一番勢いがあり、まさに「飛ぶ鳥落とす勢い」の指揮者、山田和樹がついにウィ−ン・デビュ−した(12月1日、ウィ−ン楽友協会大ホ−ル)。オ−ケストラはト−ンキュンストラ−管弦楽団。そう、つい先日に佐渡裕が次期音楽監督に就任することを発表したオ−ケストラなのだ。曲目はラヴェルの「優雅で感傷的なワルツ」、サン=サーンスの「チェロ協奏曲第1番」(チェロ:ユリアン・シュテッケル)、そしてストラヴィンスキーのバレエ音楽「ペトルーシュカ」といったもの。

 

このプログラム、いかにも凝っていて、「高雅で感傷的なワルツ」は、ラヴェルがフランツ・シューベルトのビーダーマイヤー的なワルツを世紀末の目で作曲したものであり、サンサーンスのチェロ協奏曲は途中でワルツが出てくるし、「ペトルーシュカ」はレントラーが引用されていることから、フランスチックな中にウィ−ンのエッセンスがちりばめられている作品ばかりで、これをウィ−ン・デビュ−のプログラムに山田和樹自身が選んだのだとしたら、「お主、なかなかヤルな!」といったところなのだが、真意は不明だ。

 

演奏は、この「一筋縄ではいかない」プログラムを上手く整理して、しかも溌剌とした推進力あふれる演奏で、ウィ−ンの聴衆もそしてオ−ケストラも勢いで飲み込んでしまうものであった。山田の棒は、センスがあり、そしてなによりもテクニックがしっかりしている。いずれにせよ、客席が大きく湧いて、デビュー公演で、これだけできるのはたいしたものだと思う。山田和樹の『快進撃』はまだまだ止まりそうにない。

 

文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト)

 

 

 
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