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クラシック専門 音楽マネジメント
2010.02.26 Friday
欧州クラシック通信(2010.02.26.)
マゼ−ル、ミュンヘンフィルの新首席に??
文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2010.02.26 Friday
チョン・キョンファのカムバック
チョン・キョンファのカムバック
2010.02.25 Thursday
辻井伸行ピアノリサイタル
今日は愛媛県県民文化会館(今はネーミングライツ契約で、ひめぎんホール)に、某生命保険会社の主催によるチャリティーコンサートに顔を出しました。このコンサート、今年で24回を数えるようで、そういった意味では歴史のあるものになっています。
今年のアーティストは、ピアニストの辻井伸行。昨年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール第1位をとった人なので、無料のコンサートと相まって、3000席(西日本で最大級!)ある客席は超満員でした。 有料のコンサートでもこのくらい入ってくれるといいのですが、そこがなかなか難しいのはどの街も一緒なのでしょうか? 今年のチャリティーコンサートのテーマは、「古典派からロマン派へ〜楽都ウィーンを中心に変わる音楽〜」と題していますが、今日のプログラムはショパン、シューマン、リストという、ちょっとテーマとは違った曲目でした。 2010.02.25 Thursday
世界3大テノール、ドミンゴ氏手術へ 6週間活動停止!
世界3大テノール、ドミンゴ氏手術へ 6週間活動停止!
発表によると、ドミンゴは今月滞在中の東京では1週間以上、激しい腹痛と不快感におそわれた。ニューヨークに帰り診察を受けたところ、「予防的に」手術を受けるよう勧められたという。病名は明らかになっていない。一部報道によると、この医師は手術の内容についてコメントを控えている。 これにより、3月5日からロンドンで公演が予定されていたロイヤルオペラハウスの出演は見送られ、復帰は早くとも3月下旬のベルリン公演からの予定という。 ドミンゴは現在歌手としての活動とともに指揮者としても活動をしており、さらにロサンゼルス・オペラとワシントン・ナショナル・オペラで総監督などを務め、レパートリーの演目は130に及び、豊富なレパ−トリ−を誇る。 2010.02.24 Wednesday
バレンボイム/スカラ座 リスト・リサイタル
バレンボイム/スカラ座 リスト・リサイタル
第47番「その日に幸いあれ」/第104番「心の平和が乱れ」/第123番「天使のようなあの人を見て」 《2つの伝説曲》S.175〜「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」 《巡礼の年》第2年「イタリア」S.161〜第7曲「ダンテを読んで」(ソナタ風幻想曲) ヴェルディ/リスト編: 歌劇《アイーダ》〜「巫女たちの踊りと終幕」S.436 歌劇《トロヴァトーレ》〜「ミゼレーレ」S.433/歌劇《リゴレット》パラフレーズS.434 演奏:ダニエル・バレンボイム(P) 録音:ミラノ・スカラ座(ライヴ) 2007年5月28日 ワーナー・ミュージック WPCS12110定価:2520円 巨匠バレンボイムは2007年11月より、これまでのベルリン州立歌劇場の音楽総監督に加えて、新たにミラノ・スカラ座の事実上の客演首席指揮者「スカラ座のマエストロ」に就いて、ヨーロッパの二大歌劇場のポストを押えることになった。これはその就任半年程前にスカラ座で開かれたリサイタルのライヴである。曲目はいずれもイタリアに因んだリストの作品ばかりで、バレンボイムのスカラ座のポストに賭ける強い意欲を誇示しているようだ。
また、輸入版ながら同内容のDVDも発売されている。 バレンボイム/スカラ座でのリスト・リサイタル(DVD) 収録時間:102分 画面:カラー、16:9 音声:リニアPCMステレオ、ドルビー・デジタル 5.1、DTS 5.1 字幕:英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語 NTSC Region All
2010.02.23 Tuesday
小松 亮太 スペシャルトリオ コンサート 公演間近
小松 亮太 スペシャルトリオ コンサート 公演間近
今回はスペシャルトリオでのコンサ−トで、ギタ−にレオナルド・ブラーボを、コントラバスに田邉 和弘(四国中央市出身)を加えてのスペシャル企画となっています。 弊社でもチケットを取り扱い中です。ぜひこの機会に小松亮太のラテンの薫りを感じてみませんか!
プチ・ムジカ30周年記念 ふるさとコンサート 日 時 2010年 3月 6日(土) 18時30分開演(18時開場、20時30分終演予定) 公演名 小松 亮太 スペシャルトリオ コンサート 会 場 四国中央市民会館 三島会館大ホール 出演者 小松 亮太(バンドネオン) 田邉 和弘(コントラバス:四国中央市出身) 曲 目 ピアソラ:リベルタンゴ、ロドリゲス:ラ・クンパルシータ、フィリベルト:カミニート 他 入場料 2,500円 問合せ プチ・ムジカ(田邉) TEL(0896)24−2474
2010.02.23 Tuesday
欧州クラシック通信(2010.02.23.)
白井光子がドイツ連邦共和国功労十字小綬章を受章
文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2010.02.22 Monday
テンシュテットのワ−グナ−管弦楽曲集《DVD》
テンシュテットのワ−グナ−管弦楽曲集《DVD》
歌劇『リエンツィ』〜序曲 楽劇『神々のたそがれ』〜「夜明けとジークフリートのラインへの旅」 楽劇『神々のたそがれ』〜「ジークフリートの葬送行進曲」 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』〜第1幕への前奏曲 楽劇『ワルキューレ』〜「ワルキューレの騎行」
収録:1988年10月18日、東京:サントリー・ホール(ライヴ) 番号:TOBW-3592 価格:¥3,800 発売:EMIミュージック・ジャパン テンシュテットのワーグナー 1988年サントリー・ホール・ライヴ! 1989年のお正月にNHKでTVで放映され、そしてLDでも発売されて話題になったテンシュテット来日公演のライヴ映像がいよいよDVD化された。このときの演奏の素晴らしさはファンのあいだでいまだに語り草になっており、ものすごい思い出深い印象的なコンサートだったことを記憶している。顔を真っ赤にした激しい指揮ぶりでオーケストラを鼓舞するテンシュテットの姿と、圧倒的な熱演でそれに応えるロンドン・フィルの演奏を映像で見ることのできる喜びは、オーケストラ好きにはたまらないはずだ。しかもそれがテンシュテットお得意のワ−グナ−なのだからなおさらだ!当時、マエストロが癌に冒されているというは聴衆は知っていた。しかし病を感じさせない見事な棒さばきに、誰もが病気であるとは信じられなかった。全身全霊を捧げて曲に打ち込む演奏は感動と興奮に包まれたのだ。終演後、オケが引っ込んでもなお何度も舞台に呼び出されるマエストロをサントリ−ホ−ルのPブロックから眺めながら「もう一度マエストロの演奏を聴きたい!」と想いを強くしたのだった。しかしそれは叶わぬこととなってしまったのだが・・・。
歴史でもし?ということは絶対あり得ないが、もしテンシュテットがもう少し元気で指揮を続けていてくれたら、ザルツブルク音楽祭での「カプリッチョ」(ホルスト・シュタインが代役)、EMIの「リング」全曲も実現出来たことが残念至極である。
2010.02.22 Monday
椿さん
おとといから3日間、松山では椿祭りが開催中です。これは伊予豆比古命神社の春の大祭で、松山の人は「椿さん」の愛称で親しまれています。 またこの地方では「伊予路に春を呼ぶ」祭りとされ、この祭りが終わると、昔は農作業を始める時期とされていたようです。 商売繁盛や縁起開運を祈願するお祭りで、私も日本にいるときは必ず毎年参拝して、弊社の商売繁盛と社員ならびにアーティストのみなさんの縁起開運を祈願しています。 今年も良い年になりますように。 2010.02.22 Monday
長期連載シリ−ズ 世界のオペラハウス 第4回
長期連載シリ−ズ 世界のオペラハウス 第4回 序章 オペラってなに?(その4) オペラの歴史と種類
今週もまた序章である。いつまで序章なんだよとの声も聞こえてくるが、もう少しのご辛抱を、だって延々とやるのは、ワ−グナ−以降のオペラの伝統だから(笑)。今回はちょっと堅苦しく歴史のお勉強だ。
そのころのオペラの花形歌手、つまりスターはカストラートであった。カストラートとは少年の時に去勢された男声の歌手のことで、喉は少年のままだが心肺機能は大人のため、声は力強く、しかも大変な高音まで出すことが出来た。モーツァルトが出てくる18世紀後半までは、スカルラッティ、ヘンデル、グルックらの作曲家は、カストラートのためのオペラを書いた。そのころの筋書きはオペラ・セリアと呼ばれる神話や歴史劇を舞台としたシリアスなものであった。それに対抗するような形でオペラ・ブッファという身の回りの出来事を喜劇的に描いたものがあらわれてきた。そして、それらはすべてイタリア語によるもので、オペラ=イタリアであった。唯一の例外がフランスで流行したオペラ・バレと呼ばれるオペラとバレエの融合した形態で、リュリ、ラモーなどの作曲家が出現した。一方、映画“アマデウス”でも描かれていたように、ウィーンではモーツァルトが母国語のドイツ語を使ったオペラを書き始め、「後宮からの逃走」「魔笛」などの傑作を生んだ。
再び話しをイタリアに戻すと、19世紀前半になるとベルカント・オペラという形式が流行し、美しく自然な声をいかに華麗にむらなく聞かせるか、というテクニックや旋律重視のオペラが中心になっていき、オペラの主役はカストラートからソプラノへと変わっていった。「セヴィリアの理髪師」のロッシーニ、「ノルマ」のベッリーニ、「ランメルモールのルチア」のドニゼッティの3人がその代表的な作曲家。そして時代はロマン派に突入し、オペラは宮廷、貴族のものではなく、市民のものへとなって行く。ドイツではベートーヴェンが「フィデリオ」(1814年)を、ウェーバーが「魔弾の射手」(1821年)を書いて、いよいよオペラはイタリアだけのものではなくなっていく。また、フランスでは、グラン・トペラ(グランド・オペラ)という規模が大きく大時代的ストーリー、大規模編成のオーケストラや合唱、バレエ・シーンなどが特徴のオペラが新興のブルジョア階級を中心に流行した。当時ヨーロッパ最大の都はパリだったため、ロッシーニやベッリーニなどもパリで活躍し、グランド・オペラを書いた。 つまりイタリアのパルマ近郊ロンコレという町で生まれたジュゼッペ・ヴェルディ。もう1人はドイツのライプツィヒで生まれたリヒャルト・ワーグナーである。現在、世界中のオペラハウスはこの2人の作品を中心にプログラムを組んでいると言っても過言ではないであろう。 ヴェルディは「椿姫」「リゴレット」「アイーダ」「オテロ」など、ワ−グナーは「タンホイザー」「トリスタンとイゾルデ」「ニーベルングの指環」などを書き、オペラを総合芸術の高みへと押し上げた。
そしてイタリアでヴェルディの跡を継いだのが、「蝶々夫人」「トスカ」「トゥーランドット」などのジャコモ・プッチーニ、そして、ドイツでワグナーの後継者と呼べるのが、「サロメ」「エレクトラ」「ばらの騎士」などのリヒャルト・シュトラウスである。さらに19世紀も後半になるとオペラはイタリア、ドイツだけでなく、ヨーロッパ中に広がって行く。フランスでは「ホフマン物語」のオッフェンバック、「カルメン」のビゼー、「ファウスト」のグノー、「ウェルテル」のマスネ。ロシアでは「エフゲニー・オネーギン」のチャイコフスキー、「ボリス・ゴドゥノフ」のムソルグスキー。チェコではスネタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェクなどがそれぞれの国の原語で民族主義的な作品を書いた。
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