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いよいよ来週開幕 大阪クラシック2013 林澄子も出演!

いよいよ来週開幕 大阪クラシック2013

林澄子も出演!

 



2006年から大阪市が大阪フィルハーモニー協会とともに本事業を開始し、御堂筋や中之島界隈で無料または低料金のクラシックコンサートを開催している「大阪クラシック」。今年で8回目を迎えることになるが、昨年から大フィルだけでなく他の在阪4つのプロオーケストラとの競演を実現し、公演回数も来場者も急増している。元大阪フィルの音楽監督である大植英次プロデューサーのもと、今年もいよいよ来週、9月8日(日)から14日(土)までの計7日間、開催する。

 

この大阪クラシックでは、オフィスビルの一角やカフェ、ホテルのロビーなど、「日常生活の場」を舞台にコンサートを行なっており、クラシックを普段あまり聴かない方でも気軽にお楽しみいただける内容として大阪の秋の風物詩として定着している。今回は、昨秋オープンした阪急うめだ本店・祝祭広場、今春オープンしたフェスティバルホールの大階段前や、グランフロント大阪ナレッジプラザなど、話題のスポットを含む過去最多35箇所38会場で、昨年を上回る100公演を開催するという。

 




今回、この「大阪クラシック」に弊社所属のピアニスト林澄子が、大阪交響楽団首席ホルン奏者の
細田昌宏と、今、関西オペラ界で引っ張りだこな新星ソプラノの上村智恵とともに登場することとなった。詳細は下記のとおり。

 

 

日時:9月11日(水)12時15分開演

会場:カフェ・ド・ラ・ペ

大阪市中央区難波4−2−1 難波御堂筋ビルディング2F

出演:細田昌宏(ホルン)、上村智恵(ソプラノ)、林澄子(ピアノ)

曲目:シュ−ベルト 「流れの上で」 ほか

入場無料

 

秋の大阪都心に一日中音楽が溢れる一週間を気軽に楽しまれるのも良いだろう。

 

 

大阪クラシック専用サイト

http://www.osaka-phil.com/oc2013/

 

 

 

 
| コンサ−ト・イベント情報 | 13:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | 昨年の記事
欧州クラシック通信(2013.08.31.)

スイスのヴァイオリンコンクールで19歳の郷古廉が優勝!

 




スイスで開かれた「ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」で、宮城県出身の郷古廉(ごうこ・すなお)が
日本人としては13年ぶりの優勝を果たした。聴衆賞と現代曲賞も併せて受賞した。

 

郷古は、宮城県多賀城市出身。5歳でヴァイオリンを始め、2004年の第58回全日本学生音楽コンクール小学校の部で全国1位となり、宮城県内の高校を卒業。一昨年からウィ−ンの音楽大に留学しながら、国内外で演奏活動を続けている。一時帰国中に東日本大震災が起き、実家で被災した。

 

このコンクールは若手の登竜門のひとつとされ、過去にはジャンジャック・カントロフや前橋汀子、ヴァディム・レ−ピンらも入賞している。

 

文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト)

 

 

 

 
| 欧州クラシック通信 | 03:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | 昨年の記事
N響史上に残る屈指の名演が甦る! ギュンター・ヴァント&NHK交響楽団(その2)

N響史上に残る屈指の名演が甦る!
ギュンター・ヴァント&N響(その2)

 



ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』

シューマン:交響曲第4番ニ短調 op.120

 

NHK交響楽団

ギュンタ−・ヴァント(指揮)

 

録音時期:19791121

録音場所:東京、NHKホール

録音方式:ステレオ(ライヴ)

収録:NHK

 

【CD】

アルトゥス ALT258 オ−プンプライス

 

 

ヴァント十八番、重厚シューマン4番!

頭が真っ白になるボルテージの『ローマの謝肉祭』

 

ヴァント十八番の“シューマンの4番”がついに初CD化。白熱的なベルリオーズも聴きものなのだが、ここではどうしても、『シューマンの4番』の堂々たる佇まいを誉めなければならない。これが当時のヴァントとN響ならではのもので、冒頭の深々とした響きから一気に引きこまれ、第3楽章からの熱気が大変で金管の壮絶な見せ場もあり、とてつもない大演奏に仕上がっている。「今はまだしも、昔のN響はねぇ〜」という方にぜひ聴いてほしい、実に一聴の価値ある1枚。

 

 

 

 

 
| CD・DVDレビュ− | 17:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
欧州クラシック通信(2013.08.30.)

来年のバイロイト音楽祭

 




ワーグナー生誕200年のメモリアル・イヤ−となった今年のバイロイト音楽祭もそろそろおしまいだが、この時期になると来年の話題が早くも登場する。今年は「ニーベルングの指環」新制作も演出が不評だったし、祝祭歌劇場やワーグナー博物館は改装工事中とメモリアル・イヤーのわりにはパッとしなかったのだが、来年はどうだろうか。

 

来年は従来どおり、「リング」制作の翌年なので新制作はなし。オープニングは「タンホイザー」で、指揮はドイツ・ラインオペラの監督のアクセル・コーバーが務める。

 

文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト)

 

 

 

 
| 欧州クラシック通信 | 02:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「アイーダ」東京ドーム公演 チケット販売低迷で中止

「アイーダ」東京ドーム公演 チケット販売低迷で中止

 

東京ド−ムで9月17〜19日に予定されていたオペラ「アイーダ」(読売新聞社、オペラアイーダ実行委員会主催)について、韓国の企業などで構成するオペラアイーダ実行委員会は、開催の準備が予定の日程までに整わないとして中止を決めた。関係者によると、各日3万数千人、3日間で計10万人規模の集客を見込んでいたが、チケットの売れ行きが低迷する一方、予算が当初の想定以上に膨らみ、採算がとれなくなったという。チケット代金は、プレイガイドを通じて全額払い戻すという。

 

中止になったオペラは、北イタリアのヴェローナ劇場の引っ越し公演。映画監督としても知られるフランコ・ゼッフィレッリが演出、ヴェローナ劇場常任指揮者のダニエル・オーレンが指揮を務める予定だった。出演者にも、将軍ラダメス役のロベルト・アラーニャや、王女アイーダ役のフィオレンツァ・チェドリンスら人気歌手が名を連ねていた。

 

ヴェローナでは1913年から、古代ローマ時代の円形闘技場を使って野外オペラを開催しており、夏になると世界中からオペラ・ファンが訪れる。今回の公演では、出演者、オーケストラ、合唱団、スタッフら総勢400人が来日し、舞台装置も現地で使っているものをまるごと持ってくる計画だった。

 

一部オペラ・ファンの間ではずいぶん前から『中止になるのでは?』という憶測を呼んでいたが、現実のものとなった形だ。

 

チケットの払い戻しは購入したプレイガイドで。イープラスは8月29日から、その他のプレイガイドは同28日から、いずれも9月30日まで。問い合わせは実行委員会事務局(050・5824・5141)へ。

 

 

 

 
| アルカディア・ニュ−ス | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
欧州クラシック通信(2013.08.27.)

ドイツ・グラモフォンが、クロスオーバー路線を明確に

 




ドイツ・グラモフォンが、引き続きクロスオーバー・アルバムを発表してゆく意向を発表し、同路線にシフトしていくことを明確にした。これまで同レーベルでは、「リコンポーズド」シリーズで、クラシックを素材にした新しい現代風のアレンジ曲を制作しているが、今年8月には、サブ・レーベル「パノラマ」のもと、アンナ・ネトレプコやエレーヌ・グリモーが参加したシラーをテーマとしたアルバムをリリース。今後も、代表的な自社スターを動員し、越境的な作品の開拓に努めるという。

 

文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト)

 

 

 

 
| 欧州クラシック通信 | 10:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
今日はウォルフガング・サヴァリッシュの90回目の誕生日

今日はウォルフガング・サヴァリッシュの90回目の誕生日

 




今日は今年2月22日に亡くなった、ウォルフガング・サヴァリッシュの90回目の誕生日だ。

 

サヴァリッシュは1923年の今日、ドイツ・バイエルン州のミュンヘンに生まれ、幼少期からピアノ、音楽理論、作曲を相次いで学ぶ。指揮も、現代音楽の指揮で名高いハンス・ロスバウトに師事。1947年にアウグスブルク市立歌劇場でフンパ−ディングのオペラ「ヘンゼルとグレ−テル」を指揮しデビュ−。この指揮が高く評価され、第一指揮者に抜擢される。1949年にはピアニストとして、ジュネ−ブ国際音楽コンク−ルの二重奏部門で1位なしの2位を得る。以後指揮者とピアニスト(主に歌曲の伴奏者として活躍)を並立させる。1953年にはア−ヘン、1958年にはヴィスバ−デン、1960年にはケルンの音楽総監督を歴任。1957年にはバイロイト音楽祭デビュ−(33歳でのバイロイトへの出演は当時の最年少記録)を果す。歌劇場での活躍の一方でオーケストラの音楽監督でも活躍し、ウィ−ン交響楽団、ハンブルク・フィル、スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者を歴任。1971年からは故郷、ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場の音楽監督(1982年から92年は音楽総監督)に就任。1983年にはワ−グナ−の主要作品を、1988年にはリヒャルト・シュトラウスのすべてのオペラを上演して話題を呼んだ。バイエルンのポストを退任後、リッカルド・ム−ティの後任としてフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督(2002年まで)に就任。フィラデルフィアのポストを退任した後は特定のポストには就かずフリーの指揮者となっていたが、2006年3月に病気の悪化を理由にその後のすべてのコンサ−トのスケジュ−ルをキャンセルし、現役からの引退を事実上表明した。ミラノスカラ座からトスカニーニバトン、ベルリンフィルからニキシュメダル、ウイーン交響楽団からブルックナーメダルを贈られている。

 





日本には1964年11月にNHK交響楽団の招きにより初来日。以来ほぼ毎年のように来日。以降N響への客演のほか、バイエルン州立歌劇場(1974年、1988年、1992年)やフィラデルフィア管弦楽団(1993年、1999年)との来日公演を行い、日本でもなじみ深い巨匠のひとりである。1967年からはN響名誉指揮者。現在は、同楽団桂冠名誉指揮者。N響とは定期公演のほか海外公演や二期会との共同制作によるオペラ上演などでも大いに活躍。また、N響の節目の演奏会には必ず登場し、1970年のベ−ト−ヴェン生誕200年のツィクルスや1973年のNHKホ−ルの杮落とし公演、1986年のN響の第1000回定期公演と、2001年の創立75周年記念公演(ともにメンデルスゾ−ンのオラトリオ「エリヤ」)などに出演。日本への最後の来日は2004年のN響の定期演奏会の指揮だった。

 

ウォルフガング・サヴァリッシュというと、堅実な指揮ぶりで、全然面白くないという風に評されることがあるが、彼の貴重な音楽遍歴などを考えると、そのような評価は値しない。むしろ『偉大な指揮者』である。往年の巨匠、カ−ル・ベ−ム亡き後のドイツ、オ−ストリアの至宝といっても過言ではないし、実際にベ−ムはそのような趣旨の発言をしている。筆者にとってカ−ル・ベ−ムが『音楽上の神』的存在であれば、『マエストロ』サヴァリッシュはさしずめ、『音楽上の教皇』的存在なのだ。『マエストロ』サヴァリッシュの果たした功績は今でも大きいのだ。

 

 

 

 
| きょうの出来事 | 13:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | 昨年の記事
大阪クラシック2013に林澄子が出演

大阪クラシック2013に林澄子が出演

 





2006年から大阪市が大阪フィルハーモニー協会とともに本事業を開始し、御堂筋や中之島界隈で無料または低料金のクラシックコンサートを開催している「大阪クラシック」。今年で8回目を迎えることになるが、昨年から大フィルだけでなく他の在阪4つのプロオーケストラとの競演を実現し、公演回数も来場者も急増している。元大阪フィルの音楽監督である大植英次プロデューサーのもと、今年も9月8日(日)から14日(土)までの計7日間、開催する。

 

この大阪クラシックでは、オフィスビルの一角やカフェ、ホテルのロビーなど、「日常生活の場」を舞台にコンサートを行なっており、クラシックを普段あまり聴かない方でも気軽にお楽しみいただける内容として大阪の秋の風物詩として定着している。今回は、昨秋オープンした阪急うめだ本店・祝祭広場、今春オープンしたフェスティバルホールの大階段前や、グランフロント大阪ナレッジプラザなど、話題のスポットを含む過去最多35箇所38会場で、昨年を上回る100公演を開催するという。

 




今回、この「大阪クラシック」に弊社所属のピアニスト林澄子が、大阪交響楽団首席ホルン奏者の
細田昌宏と、今、関西オペラ界で引っ張りだこな新星ソプラノの上村智恵とともに登場することとなった。詳細は下記のとおり。

 

 

日時:9月11日(水)12時15分開演

会場:カフェ・ド・ラ・ペ

大阪市中央区難波4−2−1 難波御堂筋ビルディング2F

出演:細田昌宏(ホルン)、上村智恵(ソプラノ)、林澄子(ピアノ)

曲目:シュ−ベルト 「流れの上で」 ほか

入場無料

 

秋の大阪都心に一日中音楽が溢れる一週間を気軽に楽しまれるのも良いだろう。

 

 

大阪クラシック専用サイト

http://www.osaka-phil.com/oc2013/

 

 

 

 
| コンサ−ト・イベント情報 | 10:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | 昨年の記事
欧州クラシック通信(2013.08.24.)

バイロイト音楽祭に対する補助金は『選挙』次第?

 




バイロイト音楽祭に対する連邦からの補助金が『やり玉』に上がっている。というのは、連邦議会野党の社会民主党(SPD)の『影の内閣』(シャードー・キャビネット)の文化担当がバイロイト音楽祭に対する連邦からの補助金を削減することを提言しているというのだ。

 

来月行われるドイツ総選挙でSPDが勝った場合は、現在年間230万ユーロのドイツ連邦からの補助金を徐々に削減するというもので、その不足分は「チケット代の値上げで賄うべき!」ということらしい。ざっと計算するとチケット1枚あたり40ユーロの値上げになるとのこと。

 

SPDによると補助金削減の理由は、バイロイトが『家族経営』だからということだ。確かに監督はワーグナー家だし、ワーグナー以外の上演は全くやらないのだから、そういう批判が出ることは解らないわけではないが、現在のバイロイト音楽祭は1973年にワ−グナ−家の『同族運営』から脱し、リヒャルト・ワーグナー財団による運営が行われていて、財団の理事や評議員にはワ−グナ−家だけではなく、同財団の運営の最大の権限を有しているのは連邦政府とバイエルン州政府で、次いでワーグナー家、バイロイト市、ワーグナー協会の順になっているのだから、SPDが主張する『家族経営』という論拠は値しない。ここでも日本の地方都市の首長よろしく、実態をよく把握せずに間抜けで浅はかな発言をする輩が、しかも『音楽の本場』ドイツの政治家の発言というのは残念至極だ!

 

ただドイツの総選挙は、今のところわずかながらメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が有力だから、SPDが勝つかどうかはわからないのだが・・・。

 

文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト)

 

 

 

 
| 欧州クラシック通信 | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
N響史上に残る屈指の名演が甦る! ギュンター・ヴァント&NHK交響楽団(その1)

N響史上に残る屈指の名演が甦る!
ギュンター・ヴァント&N響(その1)

 



ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調

 

NHK交響楽団

ギュンタ−・ヴァント(指揮)

 

録音時期:19791114

録音場所:東京、NHKホール

録音方式:ステレオ(ライヴ)

収録:NHK

 

【CD】

アルトゥス ALT257 オ−プンプライス

 

【SACD(シングルレイヤ−)】

アルトゥス ALTSA257 オ−プンプライス

 

 

ヴァント&N響初顔合わせのブルックナー

うなりを上げる低弦、鳴りっぷりのよい弦セクション

心うつ木管群などヴァントとN響魅力爆発のブルックナー5番!

 

CD化の要望の多かった名演奏がついに発売。1970〜80年代のN響といえばまず上がる“名演中の名演”ではないだろうか。N響の音源が復刻されるようになって以来、必ずと言っていいほど『これは出してほしい!』という声のあった“ヴァント&NHK交響楽団”が、遂に音源発売となる。

 

第2楽章も大変感動的であるが、両端楽章の迫力が尋常でなく、聴き始めた途端、あまりの素晴らしさに圧倒され、フィナーレの音響の大伽藍まで魂をもって行かれそうになり、完全ノックアウト状態。ティンパニーの野太い快打も忘れえぬ味わいだ。まだ晩年のスタイルではなく、金管を鳴らしまくる、ケルン時代の芸風のヴァント。N響も全力で応えて忘れ難い演奏会となっている。静かに燃えているヴァントの魅力全開の1枚。

 

 

 

 
| CD・DVDレビュ− | 10:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | 昨年の記事