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クラシック専門 音楽マネジメント
2013.08.31 Saturday
いよいよ来週開幕 大阪クラシック2013 林澄子も出演!
いよいよ来週開幕 大阪クラシック2013 林澄子も出演!
この大阪クラシックでは、オフィスビルの一角やカフェ、ホテルのロビーなど、「日常生活の場」を舞台にコンサートを行なっており、クラシックを普段あまり聴かない方でも気軽にお楽しみいただける内容として大阪の秋の風物詩として定着している。今回は、昨秋オープンした阪急うめだ本店・祝祭広場、今春オープンしたフェスティバルホールの大階段前や、グランフロント大阪ナレッジプラザなど、話題のスポットを含む過去最多35箇所38会場で、昨年を上回る100公演を開催するという。
日時:9月11日(水)12時15分開演 会場:カフェ・ド・ラ・ペ (大阪市中央区難波4−2−1 難波御堂筋ビルディング2F) 出演:細田昌宏(ホルン)、上村智恵(ソプラノ)、林澄子(ピアノ) 曲目:シュ−ベルト 「流れの上で」 ほか 入場無料 秋の大阪都心に一日中音楽が溢れる一週間を気軽に楽しまれるのも良いだろう。 大阪クラシック専用サイト http://www.osaka-phil.com/oc2013/ 2013.08.31 Saturday
欧州クラシック通信(2013.08.31.)
スイスのヴァイオリンコンクールで19歳の郷古廉が優勝!
郷古は、宮城県多賀城市出身。5歳でヴァイオリンを始め、2004年の第58回全日本学生音楽コンクール小学校の部で全国1位となり、宮城県内の高校を卒業。一昨年からウィ−ンの音楽大に留学しながら、国内外で演奏活動を続けている。一時帰国中に東日本大震災が起き、実家で被災した。 このコンクールは若手の登竜門のひとつとされ、過去にはジャンジャック・カントロフや前橋汀子、ヴァディム・レ−ピンらも入賞している。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2013.08.30 Friday
N響史上に残る屈指の名演が甦る! ギュンター・ヴァント&NHK交響楽団(その2)
N響史上に残る屈指の名演が甦る!
シューマン:交響曲第4番ニ短調 op.120 NHK交響楽団 ギュンタ−・ヴァント(指揮) 録音時期:1979年11月21日 録音場所:東京、NHKホール 録音方式:ステレオ(ライヴ) 収録:NHK 【CD】 アルトゥス ALT258 オ−プンプライス ヴァント十八番、重厚シューマン4番! 頭が真っ白になるボルテージの『ローマの謝肉祭』 ヴァント十八番の“シューマンの4番”がついに初CD化。白熱的なベルリオーズも聴きものなのだが、ここではどうしても、『シューマンの4番』の堂々たる佇まいを誉めなければならない。これが当時のヴァントとN響ならではのもので、冒頭の深々とした響きから一気に引きこまれ、第3楽章からの熱気が大変で金管の壮絶な見せ場もあり、とてつもない大演奏に仕上がっている。「今はまだしも、昔のN響はねぇ〜」という方にぜひ聴いてほしい、実に一聴の価値ある1枚。 2013.08.30 Friday
欧州クラシック通信(2013.08.30.)
来年のバイロイト音楽祭
来年は従来どおり、「リング」制作の翌年なので新制作はなし。オープニングは「タンホイザー」で、指揮はドイツ・ラインオペラの監督のアクセル・コーバーが務める。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2013.08.27 Tuesday
「アイーダ」東京ドーム公演 チケット販売低迷で中止
「アイーダ」東京ドーム公演 チケット販売低迷で中止 東京ド−ムで9月17〜19日に予定されていたオペラ「アイーダ」(読売新聞社、オペラアイーダ実行委員会主催)について、韓国の企業などで構成するオペラアイーダ実行委員会は、開催の準備が予定の日程までに整わないとして中止を決めた。関係者によると、各日3万数千人、3日間で計10万人規模の集客を見込んでいたが、チケットの売れ行きが低迷する一方、予算が当初の想定以上に膨らみ、採算がとれなくなったという。チケット代金は、プレイガイドを通じて全額払い戻すという。 中止になったオペラは、北イタリアのヴェローナ劇場の引っ越し公演。映画監督としても知られるフランコ・ゼッフィレッリが演出、ヴェローナ劇場常任指揮者のダニエル・オーレンが指揮を務める予定だった。出演者にも、将軍ラダメス役のロベルト・アラーニャや、王女アイーダ役のフィオレンツァ・チェドリンスら人気歌手が名を連ねていた。 ヴェローナでは1913年から、古代ローマ時代の円形闘技場を使って野外オペラを開催しており、夏になると世界中からオペラ・ファンが訪れる。今回の公演では、出演者、オーケストラ、合唱団、スタッフら総勢400人が来日し、舞台装置も現地で使っているものをまるごと持ってくる計画だった。 一部オペラ・ファンの間ではずいぶん前から『中止になるのでは?』という憶測を呼んでいたが、現実のものとなった形だ。 チケットの払い戻しは購入したプレイガイドで。イープラスは8月29日から、その他のプレイガイドは同28日から、いずれも9月30日まで。問い合わせは実行委員会事務局(050・5824・5141)へ。 2013.08.27 Tuesday
欧州クラシック通信(2013.08.27.)
ドイツ・グラモフォンが、クロスオーバー路線を明確に
文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2013.08.26 Monday
今日はウォルフガング・サヴァリッシュの90回目の誕生日
今日はウォルフガング・サヴァリッシュの90回目の誕生日
サヴァリッシュは1923年の今日、ドイツ・バイエルン州のミュンヘンに生まれ、幼少期からピアノ、音楽理論、作曲を相次いで学ぶ。指揮も、現代音楽の指揮で名高いハンス・ロスバウトに師事。1947年にアウグスブルク市立歌劇場でフンパ−ディングのオペラ「ヘンゼルとグレ−テル」を指揮しデビュ−。この指揮が高く評価され、第一指揮者に抜擢される。1949年にはピアニストとして、ジュネ−ブ国際音楽コンク−ルの二重奏部門で1位なしの2位を得る。以後指揮者とピアニスト(主に歌曲の伴奏者として活躍)を並立させる。1953年にはア−ヘン、1958年にはヴィスバ−デン、1960年にはケルンの音楽総監督を歴任。1957年にはバイロイト音楽祭デビュ−(33歳でのバイロイトへの出演は当時の最年少記録)を果す。歌劇場での活躍の一方でオーケストラの音楽監督でも活躍し、ウィ−ン交響楽団、ハンブルク・フィル、スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者を歴任。1971年からは故郷、ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場の音楽監督(1982年から92年は音楽総監督)に就任。1983年にはワ−グナ−の主要作品を、1988年にはリヒャルト・シュトラウスのすべてのオペラを上演して話題を呼んだ。バイエルンのポストを退任後、リッカルド・ム−ティの後任としてフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督(2002年まで)に就任。フィラデルフィアのポストを退任した後は特定のポストには就かずフリーの指揮者となっていたが、2006年3月に病気の悪化を理由にその後のすべてのコンサ−トのスケジュ−ルをキャンセルし、現役からの引退を事実上表明した。ミラノスカラ座からトスカニーニバトン、ベルリンフィルからニキシュメダル、ウイーン交響楽団からブルックナーメダルを贈られている。
ウォルフガング・サヴァリッシュというと、堅実な指揮ぶりで、全然面白くないという風に評されることがあるが、彼の貴重な音楽遍歴などを考えると、そのような評価は値しない。むしろ『偉大な指揮者』である。往年の巨匠、カ−ル・ベ−ム亡き後のドイツ、オ−ストリアの至宝といっても過言ではないし、実際にベ−ムはそのような趣旨の発言をしている。筆者にとってカ−ル・ベ−ムが『音楽上の神』的存在であれば、『マエストロ』サヴァリッシュはさしずめ、『音楽上の教皇』的存在なのだ。『マエストロ』サヴァリッシュの果たした功績は今でも大きいのだ。 2013.08.26 Monday
大阪クラシック2013に林澄子が出演
大阪クラシック2013に林澄子が出演
この大阪クラシックでは、オフィスビルの一角やカフェ、ホテルのロビーなど、「日常生活の場」を舞台にコンサートを行なっており、クラシックを普段あまり聴かない方でも気軽にお楽しみいただける内容として大阪の秋の風物詩として定着している。今回は、昨秋オープンした阪急うめだ本店・祝祭広場、今春オープンしたフェスティバルホールの大階段前や、グランフロント大阪ナレッジプラザなど、話題のスポットを含む過去最多35箇所38会場で、昨年を上回る100公演を開催するという。
日時:9月11日(水)12時15分開演 会場:カフェ・ド・ラ・ペ (大阪市中央区難波4−2−1 難波御堂筋ビルディング2F) 出演:細田昌宏(ホルン)、上村智恵(ソプラノ)、林澄子(ピアノ) 曲目:シュ−ベルト 「流れの上で」 ほか 入場無料 秋の大阪都心に一日中音楽が溢れる一週間を気軽に楽しまれるのも良いだろう。 大阪クラシック専用サイト http://www.osaka-phil.com/oc2013/ 2013.08.24 Saturday
欧州クラシック通信(2013.08.24.)
バイロイト音楽祭に対する補助金は『選挙』次第?
来月行われるドイツ総選挙でSPDが勝った場合は、現在年間230万ユーロのドイツ連邦からの補助金を徐々に削減するというもので、その不足分は「チケット代の値上げで賄うべき!」ということらしい。ざっと計算するとチケット1枚あたり40ユーロの値上げになるとのこと。 SPDによると補助金削減の理由は、バイロイトが『家族経営』だからということだ。確かに監督はワーグナー家だし、ワーグナー以外の上演は全くやらないのだから、そういう批判が出ることは解らないわけではないが、現在のバイロイト音楽祭は1973年にワ−グナ−家の『同族運営』から脱し、リヒャルト・ワーグナー財団による運営が行われていて、財団の理事や評議員にはワ−グナ−家だけではなく、同財団の運営の最大の権限を有しているのは連邦政府とバイエルン州政府で、次いでワーグナー家、バイロイト市、ワーグナー協会の順になっているのだから、SPDが主張する『家族経営』という論拠は値しない。ここでも日本の地方都市の首長よろしく、実態をよく把握せずに間抜けで浅はかな発言をする輩が、しかも『音楽の本場』ドイツの政治家の発言というのは残念至極だ! ただドイツの総選挙は、今のところわずかながらメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が有力だから、SPDが勝つかどうかはわからないのだが・・・。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2013.08.23 Friday
N響史上に残る屈指の名演が甦る! ギュンター・ヴァント&NHK交響楽団(その1)
N響史上に残る屈指の名演が甦る!
NHK交響楽団 ギュンタ−・ヴァント(指揮) 録音時期:1979年11月14日 録音場所:東京、NHKホール 録音方式:ステレオ(ライヴ) 収録:NHK 【CD】 アルトゥス ALT257 オ−プンプライス 【SACD(シングルレイヤ−)】 アルトゥス ALTSA257 オ−プンプライス ヴァント&N響初顔合わせのブルックナー うなりを上げる低弦、鳴りっぷりのよい弦セクション 心うつ木管群などヴァントとN響魅力爆発のブルックナー5番! CD化の要望の多かった名演奏がついに発売。1970〜80年代のN響といえばまず上がる“名演中の名演”ではないだろうか。N響の音源が復刻されるようになって以来、必ずと言っていいほど『これは出してほしい!』という声のあった“ヴァント&NHK交響楽団”が、遂に音源発売となる。 第2楽章も大変感動的であるが、両端楽章の迫力が尋常でなく、聴き始めた途端、あまりの素晴らしさに圧倒され、フィナーレの音響の大伽藍まで魂をもって行かれそうになり、完全ノックアウト状態。ティンパニーの野太い快打も忘れえぬ味わいだ。まだ晩年のスタイルではなく、金管を鳴らしまくる、ケルン時代の芸風のヴァント。N響も全力で応えて忘れ難い演奏会となっている。静かに燃えているヴァントの魅力全開の1枚。
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