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クラシック専門 音楽マネジメント
2014.05.28 Wednesday
欧州クラシック通信(2014.05.28.)
ネトレプコ、ウィ−ンの「ファウスト」をキャンセル
代役は、ウィーンがS.ヨンチェヴァ、バーデンバーデンはA.ゲオルギューが務めた。また、昨年にネトレプコと離婚した元夫のアーウィン・シュロットは予定通り両公演に出演するという。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.05.27 Tuesday
ティーレマンの最新盤 プフィッツナー:ピアノ協奏曲ほか
ティーレマンの最新盤
2. プフィッツナー:ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.31 3. レーガー:ロマンティック組曲 Op.125 ツィモン・バルト(ピアノ:2) シュタ−ツカペレ・ドレスデン クリスティアン・ティ−レマン(指揮) 録音時期:2011年6月、9月 録音場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) プロフィ−ル CD PH12016(輸入盤 2枚組) オ−プンプライス ドイツ的な重厚さ満点。 20世紀初頭の大物3者の秘曲にティーレマンが挑戦! 20世紀初頭のドイツ音楽界に君臨した大物3名の作品を、ティーレマンとシュタ−ツカペレ・ドレスデンの演奏で聴くことのできる豪華ライヴ。いずれも当時大きな影響力を持ちながら、作風は全く異なるうえ、イタリア系のブゾーニと、モスクワ生まれのプフィッツナーは別の国の作曲家と言ってもよいほどで、仲も良くなかったと伝えられている。 この3作曲家は晦渋な音楽のイメージがあるが、ここに採りあげられた作品は例外的に親しみやすいものばかり。プフィッツナー唯一のピアノ協奏曲は1923年の作で、ギーゼキングに捧げられた作品。同じ年のヴァイオリン協奏曲の厭世性とは反対に、明るく英雄的な大曲である。ピアノ・パートは両手のオクターヴの連続や分厚い和音奏法が多用される難物で、被献呈者ギーゼキングの古い録音が決定盤とされているが、待望の新録音登場となる。深い森の中を彷徨うような緩徐楽章が魅力的。エッシェンバッハのお気に入りピアニストでもあるツィモン・バルトは、ティーレマンと同世代(4歳年下)で、ティーレマンからも可愛がられ本盤でも絶妙なアンサンブルを繰り広げている。 ブゾーニの『交響的夜曲』は1912年の充実期の作。濃密な情感にあふれたお化けが出てきそうな音楽。レーガーの『ロマンティック組曲』も1912年の作ですが、重厚長大なレーガーのイメージからほど遠い、ハープを多用したドビュッシーを思わせるフランス印象派的な雰囲気に驚かされる。「夜曲」「スケルツォ」「フィナーレ」の3曲から成り、レーガーならではの錯綜した対位法を駆使しながらも、疑バロック的な所は全くなく、カッコいいの一言に尽きる。 2014.05.23 Friday
欧州クラシック通信(2014.05.23.)
ヤンソンスがコンセルトヘボウ管を勇退
コンセルトヘボウ管は、この決定をヤンソンスと共同で議論した結果、相互理解と協調のもとに下したとコメントしている。なおヤンソンスは、バイエルン放送響の首席指揮者も務めているが、この契約は現在2018年夏まで更新されている。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.05.23 Friday
欧州クラシック通信(2014.05.23.)
K.マッティラがゲルギエフとの共演をキャンセル!
そのゲルギエフはミュンヘンフィルの監督に就任する事が決まっているが、ミュンヘンフィルの定期会員宛に事務局から理解を求める手紙が送られているという。それによればゲルギエフはロシアと西欧は価値感が異なり、ヨーロッパでは問題ないこともロシアでは受け入れられない事もある、というもの。ある意味、ゲルギエフのプーチン支持は、ミュンヘンフィルのシェフになるからと言って変らないということだろう。同時にミュンヘン市民ならびに市当局がこの点をどう考えるかもまた別の話であって、事が進めば、高度な「政治問題」となりそうな気配だ。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.05.22 Thursday
欧州クラシック通信(2014.05.22.)
クライバ−没後10年記念コンサ−トが今年7月にリュブリャ−ナで開催
日程は7月7日で、曲目はヴェルディの『レクイエム』が演奏されるという。指揮はなんと『盟友』リッカルド・ム−ティが務める。オ−ケストラはケルビ−ニ管とスロヴェニア・フィルを中心に、ベルリン・フィル、シカゴ響、サンクトペテルブルク・フィル、フランス国立管、ロンドン・フィル、ウィ−ン・フィルなどからメンバ−が集まる『特別編成オ−ケストラ』となる。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.05.21 Wednesday
欧州クラシック通信(2014.05.21.)
アーノンクールがベルリン・フィルの名誉団員に
文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.05.19 Monday
欧州クラシック通信(2014.05.19.)
ミラノ・スカラ座がペレイラとの契約を短縮
こういう事態になった理由は、ザルツブルク音楽祭の新制作4演目をスカラ座が購入すると発表した事から始まっている。ペレイラは現在ザルツブルク音楽祭の総支配人だから、スカラ座にしてみれば、次期支配人はコンサルタントで演目に関する決定は出来ないから、ザルツブルクのオペラを購入する事は越権行為だというのだ。ただし2015年にはミラノでエキスポが予定されていて、スカラ座に支配人不在では影響が出る。だから2014/15シーズンは制約付きでペレイラを監督とするけれど、エキスポが終ったら解雇するという事らしい。 それに関してペレイラは、「現在のオペラ業界では当たり前の事で、業界関係者は理解する」と言っている。また「この契約により私自身が利益を受けたことは無い」とし、その点はスカラ座理事会も認めている。さらに延長の可能性はあるという事に関しても「このような状況では、(ペレイラ自身)2015年以降に継続したいとは思わない」とも言っている。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.05.18 Sunday
ベーム&ベルリン・フィル初出音源
ベーム&ベルリン・フィル初出音源
マーラー:歌曲集『亡き子をしのぶ歌』 R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 Op.30 ディ−トリヒ・フィッシャ−=ディ−スカウ(バリトン) ベルリン・フィルハ−モニ−管弦楽団 カ−ル・ベ−ム(指揮) 録音時期:1962年8月19日 録音場所:ザルツブルク、祝祭大劇場 録音方式:モノラル(ライヴ) テスタメント CD SBT21489(輸入盤) オ−プンプライス ベーム&ベルリン・フィル初出音源 1962年ザルツブルク音楽祭ライヴ テスタメントからベームの1962年ライヴ音源が登場。この頃のベームは、バイロイトに初登場して『トリスタン』で高い評価を獲得し、ウィーン響とはマタイ受難曲やベルクの『ルル』(オーストリア初演)を演奏、ロンドンではフィルハーモニア管と『コジ・ファン・トゥッテ』をセッション録音し、ベルリンではモーツァルトの交響曲第40番と41番をセッション録音するという具合に、体力・気力ともにたいへん充実していた頃。(ちなみに翌年にはベルリン・ドイツ・オペラとの初来日公演で迫力ある演奏を聴かせていたのであった。あれからもう半世紀もたったのだ!)。 そうした時期のベームが、当時黄金時代を迎えていたザルツブルク音楽祭に出演し、親しいベルリン・フィルを指揮して演奏したのが、今回登場するモーツァルトの40番に、マーラーの『亡き子をしのぶ歌』、そしてR.シュトラウスの『ツァラトゥストラはかく語りき』というプログラム。3曲ともにベームはベルリン・フィルとのセッション録音を行っているが、実演では思い切った指揮をおこなうことも多かったベームだけに、モノラル録音ながら、ここでの演奏も曝演そのもの。これがまさにベ−ムなのだ! 2014.05.15 Thursday
欧州クラシック通信(2014.05.15.)
フランソワ=クサヴィエ・ロトがケルン・オペラの音楽総監督に就任
ロトは現在、バーデン=バーデン&フライブルクSWR響の首席指揮者として活躍中の指揮者。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト) 2014.05.12 Monday
欧州クラシック通信(2014.05.12.)
アメリカでゲルギエフに抗議デモ
そこでニュ−ヨ−ク公演の会場でもあるカーネギー・ホールの前で、ロシアのウクライナへの措置に反対する人々が集まって、ゲルギエフに抗議するデモを開いたという。 文:三宅坂 幸太郎(音楽ジャ−ナリスト)
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